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想いと私が書道家になるまで|安田 舞(書道家 / 書家)

 メッセージ/活動理念

ご挨拶

はじめまして。書道家 安田  舞 と申します。

表現を通じて、関わる方々の可能性を切り拓く、
感動と活力を届けるを使命とし、
現在、国内外での書道パフォーマンス出演、題字・企業理念・オーダーメイドなどの作品制作、
文化活動など、書を通じて、活動・お仕事をさせていただいております。

書道家としての私のお仕事は、皆様の想いを『書』という形で表現することです。

書を通じて、関わらせていただくみなさま、企業様や個人様の想いに触れさせていただくと、
それぞれにとても素敵な想いやストーリーをお持ちで、志があり、いつもとても豊かな気持ちにさせていただきます。

活動を通じて、出逢わせていただきますたくさんの方々との素敵なご縁や繋がりが財産であり、いつも幸せを感じています。

想いと志を形にし、可能性を切り拓く

ご縁のあるみなさまに関わらせていただくとき、
企業様や個人様の想いや志に触れる機会が多くございます。

これまで歩んできたそれぞれの人生。
そこにはたくさんのストーリーがあります。

その想いやコンセプトを自身に一度取り込ませていただき、書をしたためるのですが、
想いを乗せ表現した作品にはエネルギーが乗り、
場の気を高め、命が宿ったように輝きが放たれると感じております。

想いが込められたものには、可能性を切り拓く力があると信じています。

人には可能性がある 自身の経験とルーツ 

(突然自分自身の話になり、大変恐縮なのですが)私は幼少期に不整脈の病気にかかり、
突然死するかもしれないと宣告されたことがありました。

4歳の時に入院をし、毎日検査をしながら車椅子で過ごす日々。
同じ病棟で仲良くしていた友人の中には、カテーテル治療や手術を行う子、亡くなられた子もいましたが、
幸いにも私自身は自分に合う薬が見つかったために、三ヶ月ほどで退院することが出来ました。

しかしその後、日常生活には支障がないものの、運動制限や行動に規制のかかった幼少期を過ごしました。

そうした、友人の死や、制約を受けた経験から、幼い頃より、人は何のために生きているのだろう?必ずひとりひとりに生まれてきた意味や使命があるはずだ・・
もっと自由に生きたい!やりたいことや好きなことをしたい!人生は一度きりなのだから、何でもチャレンジしたい・・!

という想いと価値観が、成長するにつれ大きく芽生えていくのを感じていました。

大人になってからルーツと向き合い、自身の価値観の形成に気がついたことでもありました。
(現在は、完治し、お陰様で健康で過ごせております。)

書は唯一自己表現できる場

その当時、同じ4歳の時に出会ったのが、書でした。

きっかけは、親の勧めで幼馴染達と一緒に近所の書道教室に通いはじめたこと。

書道をしたり、絵を描いたり、物を作ったり、何かに一生懸命
打ち込むことが大好きでした。

制約のあった当時、自由に自己表現できる場所を、書道の時間に見出していたのだと思います。

また上達していくことが喜びであり、居心地の良い空間だったのだと思います。
この経験は、私の書道家としての原点になっています。

人はひとりひとり、生まれて来た意味や使命が必ずある

高校を卒業する頃、これからの人生を決める分岐点に経ちました。
ずっと続けてきていた書道への道。絵が好きだったため美学への道、物作りが好きだったので調理製菓の専門学校への道。

一番好きなことは書道でしたが、その当時のロールモデルはまだ少なく、また、芸術は終わりがないものとして捉えた結果、一度は、専門学校へ進むことに。卒業後に製菓業界へ就職しました。

パティシエの仕事をしていましたが、ある時、健康面などを考え一度仕事を離れることに。

仕事を辞め、十分な時間と心のゆとりを感じるなかで、自問自答するものがたくさんありました。

『自分はこれからの人生で何がしていきたいのか?』
『どう生きていきたいのか?』

色々な世界が知りたくなり、本を読む、人と会う、セミナー・講演会に行く・・・
時間を使ってたくさんの世界に触れました。

そこで感じた、世の中には、様々な生き方や考え方・価値観・働き方・環境があるんだということ。
自分の視野が一気に開けていくのを感じました。

そのなかで自分という人間はどう生きて生きたいのか。

自分自身と十分に向き合い、内観していくなか私には

『人にはひとりひとり、生まれてきた意味や使命が必ずある』
『世の中の誰にでもできることではなく、自分にしか出来ないことで人の役に立ちたい』
という想いが強く芽生えていました。

自分には、何が一番長けているだろうか?と考えたとき、自分で導き出した答えは、
やっぱり大好きな『書』でした。

『書で世の中の役に立ちたい』と
あらためて決意し、書道家として生きていくことを決めました。

時間を経て、『人はひとりひとり、生まれて来た意味や使命が必ずある』と書に気が付かせてもらったのだと感じています。

誰にでも(あなたにも)無限の可能性がある

その当時に出逢った一冊の本、『ニーチェの言葉』の『人生を最高に旅せよ』という言葉は、私の座右の銘です。

その時に行動して出来たご縁や出逢いをきっかけに、アドバイスをいただき、セミナー開催、
作品制作・書道パフォーマンス出演をメインとし、2013年より本格的に書家としての活動を始めました。

人として、人生を最高に旅する。
書を通じて、可能性にチャレンジする。

そう自分の軸を定め、行動していった先には、本当にたくさんの素敵な出逢いがありました。

お仕事を通じて出逢う、企業様や、お一人お一人のビジョン・想い・ルーツに触れさせていただけることが

私自身の財産になっています。

私は、人の可能性の輝く瞬間が大好きです。

私自身が書に可能性を拓いてもらったように、
お仕事を通じて、関わる方々の可能性を切り拓くお手伝いをしていきたいと思っています。

自身の経験と書が、生まれてきた意味と使命に気がつかせてくれました。

ひとりひとりに生まれてきた意味や使命が必ずあり、それぞれにとっての幸せ、豊かさがあります。

『自分にとっての幸せや豊かさを一人一人が実現できる世の中に。』

一人一人が自分の大切なものを大切にし、豊かな毎日を実現できる人生を、心から願っています。